imaxima を用いた maxima の使い方

1) Emacs or xemacs を起動する。
2) M-x imaxima  (メタキー+x に続けて imaxima と入力しリターン)で
    maxima が起動する。（メタキーはWindows機では Alt キーなど）
3) quit(); で maxima の終了。
4) C-x C-c で Emacs 等の終了。

maxima 利用法の基礎

1) 画面表示
  (%iN) : 入力プロンプト
  (%oN) : 出力ラベル

2) 入力の方法

       操作(表現);       最後に「;」（セミコロン）を付ける
  例
      (%i1) expand((x+y)^7);
      (%o1) y^7+7xy^6+21x^2y^5+35x^3y^4+35x^4y^3+21x^5y^2+7x^6y+x^7
      (%i2)

    以前の入出力を使う場合は expand(%o1); 等とする。

3) 代表的操作

     expand(式);                展開
     factor(式);                因数分解
     diff(式,変数);             微分
     integrate(式,変数);        積分
     solve(方程式,変数);        求根（連立は[,]でグループ化）

     fortran(式);                 FORTRAN ソース形式で出力
     tex(式);                     TeX ソース形式で出力
     save("ファイル名",ラベル);   結果のセーブ、ラベルは %o2 等(ALLも可)
     load("ファイル名");          セーブした結果の読込
     playback(行数);              再実行、行数 = 入力行 + 出力行
     quit();                      maximaの終了（引数なし）

     batch("ファイル名");        ファイルからのバッチ処理（簡易プログラム） 

     式名: 式1=式2             式の定義
     [表現1,表現2,...]         グループ化
     表現$                     ; の代わりに $ を使うと結果を表示しない

   例
     eq1:x^2+3*x*y+y^2 = 0$
     eq2:3*x+y = 1$
     solve([eq1,eq2]);


4) グラフ（作図）

     plot2d([式,式,...],[描画範囲]);
     plot3d(式,[x範囲],[y範囲]);
   例
       plot3d(sin(sqrt(x^2+y^2))/sqrt(x^2+y^2),[x,-12,12],[y,-12,12]);

     グラフ描画エンジンの変更
    (%i1) set_plot_option([plot_format,geomview]);
    (%i1) set_plot_option([plot_format,gnuplot]);
    (%i1) set_plot_option([plot_format,PS]);